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世界フィギュア選手権はパトリック・チャンが制覇、小塚も初の銀

4月25日から開催中の世界フィギュアスケート選手権は、男子シングルが終わり、カナダのパトリック・チャン選手が初の世界王者に輝き、小塚崇彦選手も初の銀メダルに輝きました。

震災の影響で、モスクワでの代替開催となりましたが、日本の期待を一身に集める世界王者の高橋大輔は、スケート靴のブレードを固定するねじが外れるというアクシデントで5位の終わりましたが、トラブル後の演技にもかかわらず、王者らしい演技を見せてくれました。立派な選手です。

また、織田信成選手は、冒頭の4回転トウループが3回転となり、またしてもザヤックルールに引っ掛かり、6位に沈んでしまいました。冒頭のジャンプと終盤の疲れ以外はまずまずの出来だっただけに悔やまれるところです。

小塚選手はショートが本来の出来ではありませんでしたが、フリースケーティングは圧巻の出来栄え。技術点では減点が無く、連続を含む4回転を2回決めたチャン選手を上回る98.53点でした。テレビで観ていても、本当に鳥肌が立つような演技でした。

一方、大きく差が開いたのは、プログラムコンポーネンツで、82.26点に留まりました。少しづつ評価は上がってきていますが、チャン選手や高橋選手らの点数には達していません。素人目にはもう少し高く出てもよさそうなのですが...

あと、結果は振るわなかったのですが、ブライアン・ジュベール選手(フランス)の存在感はさすがだと思いました。結果も大事なのですが、スポーツであると同時に芸術でもある特殊な競技です。十分楽しませてもらいました。

さて、男女シングル以外の種目は地上波テレビ放送が無いので残念ですが、安藤美姫選手、浅田真央選手選手、キム・ヨナの3人に誰が絡んでくるか?これから始まる女子シングルも目が離せません。

私の予想は、今季はめったにない安定したな強さを見せる安藤選手に勝ってほしいので優勝は安藤選手。素晴らしい復活を遂げ、浅田ワールドを見せてくれる浅田選手が僅差で2位。昨年の選手権では全くいいところが無かったキム選手のアリランに期待して3位。といったところですが、それぞれの選手が持ち味を発揮してくれれば、それだけで満足です。

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