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『ミー・アンド・マイガール(Me And My Girl)』が富山にやってくる

現在審議中の富山市3月定例会で議案が可決されればの話ですが、ミュージカル『ミー・アンド・マイガール(Me And My Girl)』が富山にやってきます。

富山市民文化事業団の主催事業として、昨年は『回転木馬』、今年は『ハロー・ドーリー!』といった名作ミュージカルの上演が行われましたが、平成24年度はついに、大好きな『ミー・アンド・マイガール』の上演を含む、事業団への委託事業が予算案件としてあげられました。

『回転木馬』は約4,400人、『ハロー・ドーリー!』は約4,900人の動員となり、地方都市のミュージカルとしては盛況のうちに終了しました。富山だけではもったいないとの声もあったそうで、他都市とのジョイントも検討されたものの、著作権料の問題や、オーバードホールの特徴である奥舞台をフルに活用した演出などの理由もあり、オーバードホールのみの上演となったそうです。

さて、『ミー・アンド・マイガール』のお話は...

ロンドンの下町ランベスで育ったビルは、教養も品位のかけらもない若者だが、実は名門貴族ヘアフォード伯爵の御落胤であることが判明。

現当主が亡くなった今、彼をおいて後継者はいない。そこで、伯爵の妹で公爵夫人マリアが跡継にふさわしい紳士に仕立てて伯爵家を守ろうとし、厳しい教育のおかげで後継者らしくなっていくものの、ビルにとっては、恋人サリーとランベスの仲間が忘れられない。マリアにとってサリーの存在は認められない。一方サリーは、ビルのために自分が邪魔になると考えて身を隠す。

そんなとき、一門で後見人である男爵ジョン卿が一計を案じ、サリーも伯爵家にふさわしい淑女に教育しようと画策するが...

ロンドンで人気を博し、ブロードウエイでも上演された人気作品で、日本では、宝塚歌劇団月組が、剣幸さん主演で昭和62年に上演。その後も、平成7年に天海祐希さん主演で再演されたのをきっかけに、宝塚歌劇には欠かせない人気作品となり、平成8年、平成20年、平成21年と立て続けに再演されています。

また、唐沢寿明さん主演による東宝ミュージカルとして帝国劇場でも上演。こちらも2度再演されました。

残念ながら生の舞台を見たことはないのですが、宝塚歌劇団月組が博多座で公演した霧矢大夢さん主演のDVDを持っています。楽しいダンスと歌にコメディー満載で、ちょっぴりせつなさもある素敵な作品です。

今度の公演では宝塚時代にビル役で主演された剣さんが出演されるかどうかはわかりませんが、是非ともマリア役をお願いしたいものですが...

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