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ありがとう、そしてこれからも - スペシャルオリンピックス日本・富山設立10周年

  • 鋪田博紀

トーチランの様子(TOYAMAキラリ前)
トーチランの様子(TOYAMAキラリ前)

11月22日(日)、日枝神社をスタートした2016年スペシャルオリンピックス日本(以下SON)冬季ナショナルゲーム・新潟トーチランを皮切りに、県民会館での細川佳代子SON名誉会長による講演会、県民会館8階電気ビルレストランでの設立記念式典・祝賀会と続いた、SON・富山設立10周年記念事業が無事終了しました。

SON・富山設立10周年記念事業実行委員長として、かかわってくださったすべての皆さんに心から感謝申し上げます。

なかなか日常のプログラムに関わることが出来ない私たち役員は、こうしたイベントを盛り上げることや日常の議員活動の中で広報活動を行うことが役目と考えています。

細川佳代子名誉会長(式典にて)
細川佳代子名誉会長(式典にて)

2003年にSON・富山は、細川佳代子理事長(当時)の講演をきいた吉田満事務局長ら当時の青年会議所メンバーがスペシャルオリンピックスを富山で根付かせたいとの思いで始まりました。

私は、まだSON・富山が設立準備委員会だった2004年(平成16年)、先輩の村上和久議員(現監事)を通じて当時の山口昌広会長(現特別顧問)から、スペシャルオリンピックス冬季世界大会・長野トーチランin富山を開催してほしいと依頼を受け、村上議員が実行委員長、私が会計としてトーチラン実行委員会をさせていただいたのが、スペシャルオリンピックスとの出会いでした。

2007年スペシャルオリンピックス夏季世界大会・上海トーチランin富山では、はじめて実行委員長を務めさせていただき、当時まだ市議だった田畑裕明を副委員長とともにお世話させていただきました。

SONの協賛企業であるトヨタ輸送株式会社さんが、富山市中心部で走らせてくださったPR用の巨大なパネルキャリアカーに度肝を抜かされたことが懐かしいです。また、シドニー五輪水泳日本代表選手の荒瀬洋太さん(現在アナウンサーとして活躍中)にゲストランナーをお願いするため、ご実家を訪ねたことも良い思い出です。

総曲輪通りをトーチラン
総曲輪通りをトーチラン

ナショナルゲームへ参加する選手団
ナショナルゲームへ参加する選手団

続く2008年10月にも、富山県総合運動公園で松木安太郎氏を招いての2009年スペシャルオリンピックス冬季世界大会・アイダホ トーチランin富山とサッカー講習会で実行委員長も務めさせていただき、全力で指導にあたる松木さんの情熱に胸打たれたことや、トーチランに参加して下さった長勢甚遠衆議院議員には、トーチラン後の公務もトーチランTシャツを着用したまま活動していただき、おおいにPRしていただいた上に、ブログや広報誌でTシャツ姿で活動をされた姿を掲載していただいたことなどが懐かしく思い起こされます。

表彰された企業・団体の皆様
表彰された企業・団体の皆様

消防団へ感謝状
消防団(石本昭二方面団長)へ感謝状

今回の事業では、富山市消防団をはじめこれまで物心両面でサポートをしてくださった企業・団体を表彰させていただきました。

今では当たり前のように皆さんが思っているトーチランへの参加は、前述のスペシャルオリンピックス冬季世界大会・長野 トーチランin富山が最初で、当時の富山市消防団長であった佐伯光一元富山市議会議長の声掛けによるものです。

ご挨拶いただいた富山パイロットクラブの新田八郎の本海ガス社長のお話にもあったように、最初の10年は勢いで走れますがこれからの10年はそうはいきません。

もっと多くの皆さんの参加、そして参加しているけれどどちらかといえば受け身でいる仲間が、もっと前へ出て自分自身が小役の一人と考えて活動することが出来るようになれば、スペシャルオリンピックスはもっともっとその可能性を伸ばすことが出来るでしょう。

どうかみなさまもスペシャルオリンピックスの理念に触れていただき共感していただき、この活動に参加していただけますように。

ここにはお名前を記すことが出来なかったけれども、これまで関わってくださったすべての皆様に感謝して。

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