蘭乃はな出演～オーケストラと奏でる珠玉のミュージカル＆シャンソン～
サントリーホール小ホールで行なわれた、「渡辺大輔 蘭乃はな 杉田真理子 古坂るみ子 with ライムレディースオーケストラ & 田中和音(Pf)トリオ ～オーケストラと奏でる珠玉のミュージカル＆シャンソン～」というコンサートへ行ってまいりました。
コンサートで様々なミュージカルナンバーを披露するということで、演技もダンスもしない蘭乃さんを観るのは初めてのことですが故本田美奈子さんが同じ所属事務所の先輩ということで、「ミス・サイゴン」をはじめ本田さん所縁の曲や「レ・ミゼラブル」といった名作ナンバーの数々。
第一部は実力派シンガーの杉田真理子さん、古坂るみ子さんによるシャンソンと映画音楽を中心としたステージ。「ユー・レイズ・ミー・アップ」は大好きな荒川静香さんのトリノ五輪エキシビジョンナンバーで、思わず涙腺が緩みます。
そして第二部は、蘭乃はなさん、渡辺大輔さんによるミュージカルナンバーの数々。
オープニングは『ファントム』から「Home～私の夢がかなう場所～」をデユエットではなく、クリスティーヌのパートを独唱。蘭乃さんのファンになったきっかけとなる作品なので、とても感慨深いものがありました。
『レ・ミゼラブル』からは、渡辺さんが「Stars」を。歌い終えた渡辺さんからはいつかレ・ミゼラブルの舞台で歌いたいと宣言。会場からは割れんばかりの拍手。また、エポニーヌの歌う「On My Own」を蘭乃さんが熱唱。技術の必要とされる歌ですが、蘭乃さんらしい感情をストレートにぶつける歌唱で、とても感動しました。このほか、「Time to Say Goodbye」などの名曲にも挑戦され、見事なハイトーンを披露。
また、蘭乃さん自身は出演されていませんが、宝塚でも上演された『ロミオ＆ジュリエット』の「Aimer（エメ）」は大好きな曲だったので、まさか聴くことが出来るとは。ラッキーでした。
このあとは、4月20日(水)～24日(日)銀河劇場で水夏希さんらと共演されるENTERTAINMENT MUSICAL SHOW「RHYTHM RHYTHM RHYTHM」に出演（宝塚にどっぷりつかるきっかけとなった水さん主演ということで観に行きたいのですが、獅子舞練習の追い込み時期だな～）。そして待望の『エリザベート』再演と、ことしも活躍が観られて、ファンとしては嬉しい限りです。
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