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衆議院解散

  • 鋪田博紀
決意を語る田畑さん
決意を語る田畑さん

本日衆議院が解散されました。

八月の内閣改造では「小手先の内閣改造ではなくて解散を!」
そして解散が濃厚になると「大義なき解散だ!」

いずれも野党各党の声でした。

この一年は、森友、加計、日報をめぐる問題で国会は政局国会と成り果ててしまいました。問題の本質は行政ガバナンスをめぐる問題であったものが、安倍総理個人、あるいは防衛相個人の問題にすり替えられてしまった一年であったと考えます。

野党の目論見通り、高支持率を誇った安倍内閣は不支持が支持を超える状況に追い込まれ、迫りくる緊迫した国際情勢への対応や、これまで付け焼刃的に対処してきた少子高齢社会への抜本的な対応への大転換が困難になるとの判断から、解散を選ばざるを得なかったと考えます。

厚生労働政務官に就任されたばかりの田畑裕明さんには、腰を据えた社会保障改革への取り組みに期待していましたが、この戦いを勝ち抜いて総理が新たに打ち出された「全世代対応型社会保障」実現のために取り組んでいただくことを期待しています。

田畑さんの正副議長表敬訪問
田畑さんの正副議長表敬訪問

東京都議会も小池知事の誕生によって何かが変わる期待がありましたが、冷静に見れば豊洲市場や五輪問題に進展は見られず、政局に明け暮れた印象があります。ブームやムードで選挙するのではなく、主権者たる有権者が、政局のための政治から政策を議論し実行する政治へ戻すための大切な選挙になるのではないかと考えます。

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