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天皇杯皇后杯全日本バレーボール選手権ファイナル観戦記

サーブを打つ石井優希選手(久光)
サーブを打つ石井優希選手(久光)

大田区総合体育館で開催された、「天皇杯皇后杯全日本バレーボール選手権」ファイナルラウンドの準決勝となった、久光製薬スプリングスNECレッドロケッツ戦を観戦しました。

1970年代後半の小島孝治監督率いる全日本が大好きで、週刊マーガレット連載『翔んでるルーキー!』(湯沢直子作)が愛読書という隠れバレーボールファンですが、全日本の試合は観たことがあったものの、国内大会は初観戦です。

富山グラウジーズの試合は定期的に行っていますが、完全プロのBリーグとはかなり雰囲気が違っていて、実業団の名残で、入れ替え制の応援席が設けられているのにはびっくりしました。

今年から新リーグ制となったバレーボール界ですが、Bリーグなどのプロモーションなどを参考にブラッシュアップさせ、固定ファン以外をどう増やしていくのかが課題ですね。

Bリーグは、私のような運動音痴でバスケットに興味がなかった人間ですら虜にしましたからね...

古賀(手前)、柳田(奥)の両エース
古賀(手前)、柳田(奥)の両エース
柳田vs.アキンラデウォ
柳田vs.アキンラデウォ

NECレッドロケッツは、全日本のエースとして世界選手権でも活躍した古賀紗理那選手、キャプテンの柳田光綺選手という大好きな選手がいるほか、サーブだけでも観る価値がある上野香織選手、パワフルなアタックが魅力の廣瀬七海選手ら、日本人選手を中心としたチームです。

特に、身長168㎝ながら、パワフルなアタックやバックアタック、なりより明るく闘志あふれる柳田選手のプレーは、本当に楽しみです。

アキンラデウォの高さ!
アキンラデウォの高さ!
柳田の跳躍力
柳田の跳躍力

かたや、最も大好きな選手で、昨年のVリーグMVPにして全日本でもエースとして活躍する石井優希選手と、外国人選手で最も好きなアメリカ代表不動のミドルブロッカーであるフォルケ⋅アキンラデウォ選手を擁する久光製薬スプリングスの試合。

古賀選手と石井選手は全日本では、黒後愛選手とともにエースですので、まさにエース同士の対決!

どちらを応援していいか迷ってしまいます。

試合はそれぞれのチーム、選手が持ち味を発揮し3対1で久光製薬スプリングスが勝利し2年ぶりの決勝へコマを進めました。

岩坂キャプテン・エース石井
岩坂キャプテン・エース石井
石井vs.荒谷栞
石井vs.荒谷栞

翌日の決勝戦は録画観戦となりましたが、これまた、ロンドン五輪銅メダルに全日本の主将として貢献した大好きな荒木絵里香選手を擁する昨年の女王トヨタ車体クインシーズとの対戦。

小島監督率いる全日本が終わってからバレーボール熱がしぼんでいたのですが、そこに再び火をともしたのが、大山加奈、栗原恵、荒木絵里香、木村沙織といった選手たちでしたので、荒木選手の活躍は本当にうれしい限りです。

一進一退の見ごたえのある攻防は、地力に勝る久光製薬スプリングスが3対1で勝利し、皇后杯を奪還しました。

年明け1月5日から、黒部市総合体育センターでの試合を皮切りに、Vリーグも再開します。ここでは、https://www.kurobe-aqua.jp/KUROBEアクアフェアリーズJTマーベラスと対戦します。

KUROBEアクアフェアリーズの丸山貴也監督は、僕が一番好きだったころの江上由美キャプテン(現在は丸山姓)のご主人、お二人の次女である丸山紗季選手も所属していて、応援しないわけにはいきません。

JTマーベラスは、世界ナンバーワンのエースセルビア代表ブランキツァ・ミハイロヴィッチ選手、春高バレー決勝で伝説の逆転劇を演じた九州文化学園高校出身の田中瑞稀選手ら強力な攻撃陣ですが、KUROBEアクアフェアリーズは目下、Vリーグでも断トツの市レシーブ力を誇る馬場ゆりか、和才奈々美両選手を中心とした守りの強いチームですので、新戦力の雪丸梢選手のブロード攻撃が決まりだせば、よい展開になると思います。

サーバーの切り札、加藤光(左)、石井優希(右)
サーバーの切り札、加藤光(左)、石井
成長著しい今村優香(左)、石井
成長著しい今村優香(左)、石井
岩坂、新鍋理紗、石井
岩坂、新鍋理紗、石井
試合前のリラッスした表情
試合前のリラッスした表情

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