活動レポート

奈良市・西宮市(議会報編集委員会視察)

薬師寺
薬師寺

10月22日(火)から23日(水)まで、富山市議会議会報編集委員会の視察で奈良市と西宮市を訪問しました。

奈良市・西宮市ともに、タブロイド版のカラー4ページというのが基本。また、1部あたりの単価は富山市の9.57円(8ページの場合)に対して、奈良市が3.3円(4ページの場合)、西宮市が2.05円(4ページの場合)。

タブロイド版と一般の印刷版とでは紙質もインクも違いますが、とてもに安いことに驚きました。実際奈良市では落札業者がいなくて、随意契約で印刷をお願いしたそうです。

印刷のコストに関しては、デザインとか企画にお金を払という意識があまりないので、料金を叩かれまくっている現在の印刷業界は大変な状況だとか。人の知恵や創造性にお金を払えるようにならないと、日本は生き残っていけなくなるのではとあらためて思いました。

また、質問者の氏名掲載については、西宮市が冒頭に一覧表をつけていました。この一覧表も質問の掲載順は質問順に並んでいるので、実質だれがどの質問を行ったかわかるようになっています。なお、氏名掲載については一会派のみが反対をしており、原則全会派一致のため見送られているようです。

私としては氏名掲載はすべきだと考えていますし会派でもそのように申し上げていますが、我が会派ふくめて意見としてはまだ慎重論が強いようです。私には反対する理由は何もないと思うのですが・・・

それから直接視察項目とは関係ありませんが、奈良市・西宮市ともに、常任委員会よりも予算・決算特別委員会を重視した議会運営のようです。これについては、常任委員会の活性化と位置づけの明確化のため、予算特別委員会を廃止した富山市とは対照的です。

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