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小澤征爾&新日本フィル富山スペシャルコンサート

  • 鋪田博紀

12月26日、小澤征爾&新日本フィル富山スペシャルコンサートを家族4人で観てきました。

オーバード・ホール開館十周年記念として、富山市民文化事業団と富山市が主催したコンサートで、ゲストには2000年ショパン国際ピアノコンクールで1位となった人気ピアニストのユンディ・リ(中国)という大変贅沢な内容でした。

第1部は、ユンディ・リをフューチャーしたラベル「ピアノ協奏曲」、第2部はチャイコフスキーの交響曲第一番ト短調「冬の日の幻想」を演奏。特にユンディ・リの色彩感豊かな表現力は聴衆を魅了。第1部からいきなり「ブラボー!」の掛け声。

ユンディ・リはアンコールにこたえ、ショパン「ノクターン」と中国民謡「サン・フラワー」をソロで演奏。終演後のCDコーナーにはお客さんが殺到していました。私も翌日ショパンの作品集を買ってまいりました。

市川市文化会館に勤務していた頃は、各国の有名オーケストラや指揮者、演奏家のコンサートが頻繁に開催されていたので、聴く機会(というより調整室での録音などの仕事ばかりでしたが・・・)にも恵まれていましたが、お金を払ってお客さんとして客席で聴くのは実に久方振りでして、感動もひとしおでした。

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