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初詣、お寺参り、成人式

  • 鋪田博紀

正月三ヶ日も終わりましたが、皆さんはどのように過ごされましたか?

元日は早朝から地元の松尾神社の元旦祭に妻と参拝。議員になるずっと以前からの恒例行事です。

子どもの頃は、1月4日に氏子の家々の神棚のお祓いに神主さんと当時神社のお世話をしていた祖父にくっついて町内をまわった記憶があります。獅子舞をやっていることもあり、神社は身近な存在です。

松尾神社はお酒の神様で、昔は県内中の造り酒屋から寄進があった程の神社だそうですが、今は普通の村の鎮守様です。また川向の鵜坂神社とは縁が深いそうで、神通川とはその昔両方の神様が行き来したから名づけられたとか・・・

2日は、これまた恒例となっているお寺参り。門徒の皆さんがお寺に集まりお食事をいただきます。これも20代で父が倒れてから名代として参加させていただいております。

私の家のお寺は松尾山順正寺といい、宗派は浄土真宗本願寺派、つまりお西ですね。

若住職は小中学校の1級先輩で若奥さんとはPTAを一緒にさせていただいております。また、父が植木職人だった頃は、一緒にお庭の剪定や雪つりに来ておりましたし、祖父・祖母に連れられてお寺に遊びに行っていたので、これまた身近な存在です。

夕方からは親戚が集まっての新年の顔合わせ。親戚に同年代の子どもが多かったせいか、小さい頃から楽しみ(お年玉があるから?)です。昔は春や秋のお祭りにも親戚が集まっていましたが、いまはお盆と正月くらいのものです。

3日は、富山市の先陣を切って成人式と自治振興会の新年会。

成人式の来賓挨拶で毎年、「成人式って不思議だと思いませんか?入学式や卒業式は所属している団体や仲間がお祝いしてくれるけど、成人式はあなたたちの見ず知らずの赤の他人がお祝いをしてくれる。その意味を考えてほしい・・・」とお話しています。

私の成人式と言えば、当時の公会堂前で友人たちと話しこんでいる間に終わってしまい、式典には出ていません。行政が用意してくれた大掛かりな同窓会くらいにしか考えていませんでした。

でも、30歳くらいを過ぎて獅子舞を復興させたり、父に代わって地域のお世話をしたり、子どもが学校に通い始めてから、「自分が気がついていない間に地域社会で生かされていること」を実感するようになりました。

今年の新成人もいつか気づく時がくることを願っています。

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