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バレー北京五輪世界最終予選、男子も出場決定!

  • 鋪田博紀

7日に東京体育館で行われた、バレーボール北京五輪世界最終予選(アジア大陸予選を兼ねる)で日本男子チームが、フルセットの末に世界ランク7位のアルゼンチンに勝ち、バルセロナ五輪(1992年)以来となる16年ぶりの五輪出場を決めました。

前回キャプテンとして出場した植田監督率いる現在のチーム(2005年から)は何かと話題の多かった女子の影で着実に力をつけていたようです。

男子の北京五輪は、五輪開催国の中国、ワールドカップ2007の上位3チームのブラジル、ロシア、ブルガリアと、大陸予選の1位チームであるアメリカ(北中米大陸)、ベネズエラ(南米大陸)、エジプト(アフリカ大陸)、セルビア(ヨーロッパ大陸)まず決まり、その後で、日本、ドイツ、ポルトガルで開催される最終予選での1位チームが五輪出場を決めることになります。

なお、今回の日本での世界最終予選はアジア大陸予選もかねており、各大陸予選での出場を逃した、ポーランド、スペイン、イタリア(以上ヨーロッパ大陸)、プエルトリコ、キューバ(以上北中米大陸)、アルゼンチン(以上南米大陸)、アルジェリア(アフリカ大陸)、インドネシア、チャイニーズタイペイ(以上アジア大陸)のうち、アルゼンチン、イタリア、アルジェリアとアジアのチーム(五輪開催国の中国をのぞく日本、韓国、オーストラリア、イラン、タイの5カ国)が出場していて、全体の1位のチームとそれをのぞくのアジア1位が五輪出場権を得ることになっていて、日本は通算成績を5勝1敗としてアジア1位を確定させたため、出場が決まりました。

男子順位表(2008年5月7日現在)
順位 国名 勝ち点 勝負 得点率 セット率
1 イタリア 12 6-0 1.3 9
2 日本 11 5-1 1.096 2.429
3 アルゼンチン 10 4-2 1.05 1.75
4 韓国 9 3-3 1.05 0.917
5 オーストラリア 9 3-3 1.031 1.1
6 アルジェリア 8 2-4 0.895 0.5
7 イラン 7 1-5 0.911 0.5
8 タイ 6 0-6 0.73 0.056

試合後のインタビューで植田監督は「メダルを狙います!」と宣言。ゴッツこと石島雄介選手をはじめ皆とてもよく声が出ていたし、妙な悲壮感もなく明るい選手たちの表情(ココはポイントだと勝手に思う)に期待が持てます。技術的なことはよくわからないのですが、大会通じてブロックがよく決まっていたことも印象的でした。

ガンバレ日本!

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