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NHK杯浅田真央圧勝

フィギュアスケートグランプリシリーズNHK杯で浅田真央選手が圧勝し、グランプリシリーズファイナル(12月12~13日韓国高陽市)への出場を決め、ライバルであるキム・ヨナ選手(韓国)との直接対決が観られることになりました。

キム・ヨナ選手と浅田真央選手のスケーティングの違いがスコアからよくわかります。

NHK杯
ショートプログラムのジャッジスコア(PDF)
フリープログラムのジャッジスコア(PDF)
中国杯
ショートプログラムのジャッジスコア(PDF)
フリースケーティングのジャッジスコア(PDF)

基礎点だけなら浅田選手のほうが上で、高難易度の技を揃えていますが、それだけに失敗する可能性が高い。一方のキム選手は難易度は浅田選手よりも低い(それでも他の選手に比べれば相当高い)が確実に決めており、そのための加点も大きいことがわかります。

ジャッジスコアを見ると、フィギュアスケートの見方も広がります。ISU(国際スケート連盟)の公式サイトなどに掲載されますので、一度ご覧あれ。

それにしても浅田選手のフリースケーティングは圧巻でした。2回目のトリプルアクセルのコンビネーションジャンプがダウングレード(トリプルアクセルと認定されなかった)されたり、トリプルフリップのコンビネーションが単独ジャンプになったり、スパイラルシークエンスがレベル3だったりと、取りこぼしや難しいジャンプの回避もあったのですが、完ぺきな演技だったらいったい何点になるんだ!

また、鈴木明子選手の滑りも見事。けがを抱えながらの中野友加里選手の滑りも素晴らしかったです。ちなみに中野選手の滑りを観ると何故か、ミッシェル・クワン選手(米国)を思い出してしまうのです。何故だろう?

さて、ファイナルでのキム・ヨナ(韓国)、ジョアニー・ロシェット(カナダ)、カロリナ・コストナー(イタリア)、中野友加里、安藤美姫との対決が楽しみです。

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