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高速道路無料化批判 - ホリエモン

  • 鋪田博紀

意外!と思われるかもしれませんが、私は、ホリエモンこと堀江貴文氏のブログの愛読者であります。

そのブログで堀江貴文氏が、高速道路無料化に批判されています。私にとって、「これだけは止めてほしい民主党マニフェスト」のひとつがこの高速道路無料化であります。

高速道路無料化批判|堀江貴文オフィシャルブログ「六本木で働いていた元社長のアメブロ」by Ameba

民主党は高速無料化から勇気ある撤退を - 猪瀬直樹の「眼からウロコ」

高速道路の民営化に実際に取り組んでおられた上での発言は重みがある。
自民党時代の料金値下げで渋滞が酷くなることは実証済みなわけだから、無料化をこのまま突き通すことは問題が大きい。せっかくETCというインフラを大金かけて整備したんだから、活用して柔軟な料金設定で渋滞を減らす方向に持っていきたいね。

民営化して確かに高速道路は使いやすくなったと思うのだ。トイレはJRの時もそうだったけど、民営化すると確実に綺麗になるね。どうしてなんだろう?お店もコンビニとかスタバとかファーストフードとか結構マトモな店が増えてきた。完全民営化すればもっと良くなると思う。

しかも、最近は渋滞を減らす取り組みを真面目に行っている気がする。楽しく渋滞を避けるためのテクニックなどが広報されていたりする。ETCの料金柔軟化や渋滞を減らす研究投資をすることは民営化会社の収益向上に繋がるわけだから、そりゃ真面目に取り組むわな。そのうち車載器を配ったりして各車をインテリジェントに結びつけて渋滞を減らすシステムなんかも出てくるかもね。

ま、ともかく官営に戻すのだけは高速道路ユーザとして絶対にやめてほしい。

なぜか、このブログで民主党の政策批判をした部分は軌道修正されていってる風だから、まともな意見を取り入れるという仕組みが民主党内にあるのかもしれない。だから言い続けていこう。ま、こんな場末ブログを見てるはずもないがね。。。

道路公団民営化の過程は、猪瀬直樹氏の著作「道路の権力 道路公団民営化の攻防1000日」、「道路の決着」で詳しく書かれていて、大変興味深い内容となっているので一度お読みください。

民営化委員会の中で抵抗勢力としてやり玉に挙げられた方々をはじめとする、「民営化は失敗」という書籍やブログでの発言も多くありますので、両方自分の目でご覧になるとよいと思います。

景気の悪化から格差まで、今の世の中の悪いこと全てを、構造改革に求めれば気が済むのでしょうか?少なくとも道路公団民営化は間違っていないと考えていますし、私自身、総選挙の期間中は、「民主党の高速道路無料化」よりも自民党の「高速道路民営化」のほうが正しいと主張しました。

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