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声の議会だより - 大津市

声の議会だよりの通い袋
声の議会だよりの通い袋

10月26日は富山市議会議会報編集委員会の視察で大津市に来ています。詳細は活動レポートに書きたいと思いますが、ごく簡単に報告を。

大津市議会の議会だよりで特徴的なのは、一般質問した議員の氏名掲載があることで、滋賀県内では県を除くすべての議会が実施済み。大津市が市町村では一番最後だったそうです。私もこのことを議会改革の要望書に書いて提出しましたが、抵抗感が強いようです。なんとかせねば。

また、音声翻訳したカセットテープにより視覚障害者向けの「声の議会だより」を発行していることも特徴です。これは滋賀県視覚障害者福祉協会に委託して、その団体が希望された約130名の方々に写真の通い袋を使って郵送して、聞き終わったら返していただくというシステムになっています。

そして、この配送には障害者の郵便制度を利用してコストを抑えています(この制度を悪用したけしからん事案もありましたが、ただしく利用している皆さんには甚だ迷惑な話です)。

それから驚いたのは、紙ベースの市政だよりや議会だよりは富山市と同様、自治振興会・町内会経由で配布されていますが、加入率が7割程度のため配布されない世帯が3割近くあるということです。首都圏などではそもそも自治会のない市もあるのですが、その場合全戸新聞へ折り込んで配布しているのですが、大津市では特に要望はないそうです。

今晩は大津市に宿泊し、明日は、高槻市へお邪魔します。

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