会見問題も重要だが、自分が全てのルールと勘違いする小沢氏も大問題だ
天皇陛下と習近平国家副主席との会見問題が地方にも飛び火したようです。
大阪市議会で、「天皇特例会見で大阪市議会が首相らに『反省』求める決議」を、自民、公明、共産各党の賛成多数で可決したようです。
天皇特例会見で大阪市議会が首相らに「反省」求める決議 - MSN産経ニュース
大阪市議会は１７日の本会議で、天皇陛下と中国の習近平国家副主席との会見について「政治的色合いの強い日程設定で、小沢（一郎）民主党幹事長や鳩山（由紀夫）首相の対応に強い憤りを感じ、反省を求める」などとした決議を、自民、公明、共産各党の賛成多数で可決した。
2009.12.17 21:38
また、与党である社民党福島党首からも「今後、ルール守るべき」との発言が有りました。
天皇特例会見問題で福島氏「今後、ルール守るべき」 - MSN産経ニュース
社民党の福島瑞穂党首は１７日、宮崎市内で講演し、天皇陛下と習近平・中国国家副主席の特例会見に関し「きっちり反省材料にして今後はルールを守り、尊重していくべきだ」と述べ、宮内庁の「１カ月ルール」に今後は配慮する必要があるとの考えを示した。
2009.12.17 21:36
一方、
asahi.com（朝日新聞社）：天皇特例会見「政治利用ではない」 公明、日中友好重視 - 政治
公明党の山口那津男代表は１７日の記者会見で、鳩山内閣が天皇陛下と中国の習近平（シー・チンピン）国家副主席との会見を慣行を破って実現させた問題について「政治利用とは判断していない」と述べた。政権批判を強める自民党とは一線を画し、日中友好の立場を優先させた。
山口氏は天皇の国事行為に関する内閣の助言と承認について「政治利用という疑義が持たれるような判断は避けるべきだ」としつつ、今回の会見は「結果として日中の友好に資するもので、ただちに政治利用という判断はしていない」と強調。「中国側も望み、陛下も最終的に受け入れて会われた」と述べた。
（後略）
2009年12月17日20時35分
との発言もありました。
政治的利用かどうかの判断は極めて難しいと思いますが、このような懸念を与えただけでそれはもう政治利用だと言えます。
そして、私自身が今回の騒動でもっと注目しなければならないと考えるのは、1か月ルールを破って「そんなもの法律に書いてあるか？」（実際には文章化はされている）と開き直る小沢一郎幹事長が、法律に無い陳情の幹事長室一元化を、「俺が作った新しいルールだ。文句あっか？」とまるで独裁者のようにふるまっている事です。
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