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非実在青少年条例改正と児童ポルノ法改正

以前、自民党本部から県連経由でまわってきた「児童ポルノ法改正」についての意見書を見送ったという記事を書きました。

見送りを提案したのは私ですが、党本部の担当部会は法務部会で、偶然にもその部会長である森まさこ参議院議員と今日は食事をご一緒することになりました。

「JIMIN NEXT in 富山」のために来県され、帰りの飛行機が強風で40分遅れになり、「それじゃぁ、何か富山の美味いものを」ということになり、トヤマブラックラーメンの某店へご案内。

短い時間でしたが、意見書の話題になって、

しきだ:
「党本部からの児童ポルノ法改正を求める意見書は、私の意見で見送ったんですよ」
森議員:
「あれは私の担当だったのですが...」

という会話になって冷や汗...

意見書の打ち合わせ内容をバラすと、法案の内容や背景も確認せずに、

「そんなものは青少年に害を与えているに決まっているから賛成!」「マンガやゲームは規制して当然だ!」

という流れになったので、

「ちょっと待って下さい!法案の内容を精査しないで賛成なんて」

ということで今議会での提出は見送りました。

頭の中には東京都の「非実在青少年条例改正」のことも頭にあったので、取り扱いは慎重にしたかったのです。

児童の写真・動画が商品となって人権を侵害されていることを防ぐことには全面的に賛成なのですが、アニメや漫画などについては有害・無害の線引き、氾濫するアニメ・漫画などが直ちに乱れた風俗を助長するという論には慎重でありたいと考えています。

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