水夏希退団公演となる「ロジェ/ロック・オン」宝塚歌劇団雪組公演を観劇
『ロジェ』『ロック・オン』宝塚歌劇団の雪組公演を、妻と観劇してきました。
宝塚歌劇団雪組公演『ソルフェリーノの夜明け』『Carnevale 睡夢』、宝塚歌劇団星組全国ツアー富山公演『激情 -ホセとカルメン- / BOLERO 』に続き、今年3回目の宝塚歌劇団ですが、今回は自分にとっては参議院選のご褒美の意味合いもありました。
SS席6列目のセンターで観る宝塚はもう最高でした。
トップスター水夏希さんの退団公演となる『ロジェ』は、前作『ソルフェリーノの夜明け』が水夏希よりも、退団する2番手スターの彩吹真央さんのほうがフューチャーされていて、ちょっと面食らったのですが、今回は水夏希退団公演にふさわしい内容だったと思います。
水夏希さんが一番よく似合うと思われる「スーツもの」でしたし、最後まで孤独なヒーロー像が『マリーポーサの花』を彷彿とさせ、あからさまではないけど別れと旅立ちを匂わせるストーリーでした。
同時に退団する娘役トップの愛原実花さんも、存在感のある演技を見せてくれましたが、結局トップ同士がからむ設定ではなかったのが、このコンビらしいといえばらしいのかも...
愛原実花さんの存在感は惜しいものがありので、妻とも話していたのですが、トップなどにならずに、長く劇団にいてほしい存在でした。ちなみに、愛原実花さん退団後の娘役トップは固定せずに、作品ごとに代わるようですが、次回作品では、富山県出身の星組娘役トップスター夢咲ねねさんの妹である、愛加あゆさんがヒロインを務めるようで、姉妹での娘役トップに期待が持てます。
ショー『ロック・オン』のほうも、雪組らしいサービス精神旺盛な作品で、最後まで全く飽きることなく楽しめました。でも退団公演ということで結局最後は涙が止まりませんでした。歳をとると涙もろくなってしまいます。
しかし、今回はセットが凝っていたなぁ...
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