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お父さん・お母さんも頑張ってます。ドッジボール審判員講習会

ドッジボール審判員

10月11日は、山室小学校でドッジボール公認審判員講習会(主催:富山県ドッジボール協会)を開催しました。

ドッジボールの公認審判員にはA級、B級、C級の3つがあり、私が持っているのはC級で県大会まで審判ができるものです。

1日の講習会で講義・実技・ごく簡単な筆記試験をこなせば、基本的に誰でも取得可能ですが、北信越大会のようなブロック大会はB級を、全国大会はA級を持っていないと審判を務めることができません。

今回は、C級の講習会と来週石川県でB級を受験する(これはかなり難しい)4名の審判員の練習会とを合同で行いました。C級17名の受講者は最近では一番多いのではないかな?

他のスポーツでもそうですが、ドッジボールは帯同審判というチームから審判員を派遣することが義務付けられていて、その多くは保護者が務めています。協会専任(これも当然ボランティアですが)の審判員だけでは大会の実施が困難だからです。

特にドッジボールは、コート上に主審・副審各1名、線審4名の6名、これに計時係と記録係さらに全体を統括するコートマスターの合計9名の審判が必要です。

多くの少年スポーツがそうであるように、父母会といわれる保護者の負担に加え、審判の負担もあって、子供がスポーツをしたくても親がさせない、させてやることが物理的あるいは時間的に難しいことが一種の参入障壁になって、結果的にスポーツをする子供の割合が少ないことの原因の一つだと考えられます。

こういう負担を少しでも和らげるために、私が監督をしているチームでは、県外遠征をほとんどしない(しても近県に1度か2度)とか、練習の当番は最低限の人数でとか、試合は大会含めて月に1回程度に抑えていますが、保護者も決して暇なわけではありませんから、大変と言えば大変です。

でも、子供と一緒に活動できるのは小学生の間だけなので、お父さん・お母さんも頑張ってます。というか、スポーツを楽しみながら一緒に頑張りましょう!

あとは、他の指導者から批判がありそうですが、日本の少年スポーツは競技志向に偏っている気がします。小学生のうちはもう少し色々なスポーツを楽しませたいと思うので、以前からサッカーやバスケットやってる子供もいましたし、他の競技をやっているからと言って参加を断ることはしてません。

まぁ、強豪チームだと、試合の先発メンバーの選考とかで子供達(それより保護者かな?「なんで掛け持ちしているあの子が出られて、これ一本でやってるうちの子は試合に出られないの!」みたいな)の軋轢がありそうな気もしますが...

まぁ、おおらかな心と環境で楽しみながらスポーツしましょうよ。子供は勝ちたい・上手くなりたいと思えば、大人の目が無くても頑張りますって。

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