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日本ドッジボール協会の中央研修会

JDBA中央研修会の様子

12月11日(土)12日(日)の二日間、光陽公民館と山室小学校体育館で、日本ドッジボール協会(JDBA)の中央研修会が開催されました。私は、初日の座学に参加しましたが、普通は体験できない中身の濃い講義で大変参考になりました。

冒頭、公認ユニフォームを意識されてか、カテゴリー分け、つまり、全国大会を目指すD-1カテゴリーとそれ以外の競技普及を目指すD-2以下のカテゴリーをなぜ分けるに至ったかについてお話があり、その後は競技ルールの解釈について講義形式とグループディスカッションの形で研修会が進められました。

面白かったのは、ルールブックと審判テキストで解釈が分かれる表記が存在することで、様々なルール解釈が生じた点でした。

ドッジボール経験のない方には分かり難いかも知れませんが、ルールブックでは「攻撃」と表記されているものが、実際の運用・審判テキストでは「アタック」とされているため、私のような審判ではない(資格は持っていますが)人間がルールブックだけを基準に判断した場合、「攻撃」と書かれていれば「アタック」も「パス」も攻撃だと解釈してしまう可能性があるのです('少し意地悪な解釈かもしれませんが)。

行政では「建替え」を「改築」というが、一般には、建替えは「建替え」であって、「改築」は所謂リフォームを指すことが多いなど、今回の一般質問で取り上げた行政用語に通じる点があって興味深く講義を受けました。

中央研修会は各地域ブロック毎に開催されていて、研修会を通じて出されたルール解釈のあいまいな部分がこの後のルールブック改訂に活かされるそうで、現場の声を反映させるいい機会と、JDBAも考えているようです。

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