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「つや姫」ブランド戦略と自転車道について山形県、山形市を視察

紅の蔵の店内
紅の蔵の店内

2月15日に東京成徳高校の授業を視察したあと、16日・17日の二日間は山形市へ訪問しました。

16日は、中心市街地に整備された自転車道とまちづくりを視察。国道における社会実験ということで、山形市のほか国土交通省や地元商店街代表者も説明員として参加してくださいました。17日は県庁にて、新ブランド米「つや姫」のブランド戦略について話を伺ってきました。

中心市街地の自転車道

山形市では、商店街、行政サイド、来街車の双方の複雑な意識のずれから反対運動がおこるなど、これからのまちづくりの方向性が問われるなかで、現在の利便性と将来あるべき姿の折り合いをどうつけていくかという課題を突きつけられた気がしました。

山形県庁では、広告代理店・コンサルに頼らない現場から出たブランド戦略に感心しました。

特に、生産・出荷時の厳格な基準を守ることや、高級志向に定めて価格競争が少ない米穀店を中心に据えた販売戦略が成功したと感じました。

紅の蔵外観

また、中心市街地に程近い場所でJAが運営している「紅の蔵」という産直農産物と土産店・飲食店などが入った施設も見学させていただきました。

週1、2回必ず米沢から買い物に来るという方もいらっしゃって、「何より鮮度がいいのがここにくる理由」というご意見でした。

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