ブログ

後期基本計画素案や、外国人観光客誘致策について議論 - 9月議会一般質問始まる

平成23年富山市議会9月定例会の一般質問初日が終わりました。

現在策定が進められている、富山市後期基本計画素案についての質問や、在宅医療、公共交通、スポーツ振興、富山市外国語専門学校生のニュージーランド地震被災、放射能汚染と農業問題、エコタウン、原発問題、教科書採択から外国人観光客誘致策までという幅広い分野にわたり、質問が行われました。

富山市後期基本計画については、身の丈に合った計画にすることと、逆に、身の丈に合わせすぎて夢につながる事業が出来なくなるので、バランスを取らなければいけないというような答弁趣旨だったと思います。

富山市外国語専門学校生のニュージーランド地震被災の市の対応については、冷たすぎるという評価もあったようですが、これまでプライベートについて議会で発言したことのない市長が、先日奥様を亡くされたことに触れ、肉親を失った心の痛みを理解している旨の発言があったほか、クライストチャーチ市はもちろん、ホストファミリーの皆様にも何らかの形でごあいさつをしなければいけないという考えを表明しました。

また、以前このブログやSNSでも書いた、韓国からの外国人観光客誘致策と地震のエッセイをからめて市長に対するネットでの批判について、富山市にとってもマイナスであるので、この件について説明をするつもりはないかという質問が村上議員からありました。

職員から提案があったときは、市の施策としてどうなんだろうという感想だったようですが、コンベンション開催補助金と同様に、参加者に直接補助するものではなく、旅行を企画した旅行会社への補助であることなどから、認めたということでありました。

しかし、フジテレビに対するデモも要因としてあるだろうが、ネットでの批判については、エッセイの断片だけを切り取っての批判にはいちいち対応するつもりがないとのこと。さらによくこういネットでのやり取りを見ている暇な議員(村上議員と私に対してですが)がいるものだと発言。

鋪田君はこの件でブログに、さらにネットだけではなく、直接の問い合わせに対しても、私(村上議員)や、他の議員が市長の代弁者としてして対応しているという村上議員の発言に、さすがにこれについてはすぐに発言の訂正をされましたが...

一連の騒動についての所感は、以前に書いた通りであります。いちいち市長の代弁をする義理はないのですが、見過ごすことができませんでした。

最後に、フジテレビに対するデモで思ったことを書かせていただくと(デモそのものに対してではありませんが)、確かに安価でそこそこ視聴率が稼げる韓流ものが、フジに限らず多いという気がしますが、韓流に限らず、自前のコンテンツをそろえていかなくては、やがてくるであろうネットとテレビの垣根が無くなる、あるいは、そういう発想そのものが無意味になるかもしれない未来のテレビ業界に未来は来ないかもしれません。

キー局が有料のCS放送で過去のアーカイブを放送していたりしますが、それもいつまで続くことか...

ダウンロード

先頭へ