路面電車の南北接続について(特別委員会の報告)
このうちの路面電車の南北接続事業については直ちに南北が接続されるのではなく、新幹線が開業する平成26年度末までのの第1期工事区間160mと、在来線の高架化が終了する平成27年度から1年以内に行う第2期工事区間90mに分かれます。
事業のスキームは上下分離方式といって、富山市が線路などの整備を行い、富山地方鉄道が車両を保有し運行します。富山市は維持管理費相当分として線路貸付料を富山地方鉄道から得て、線路などの維持管理を行います。
富山市は施設整備に8億6千2百万円、富山地方鉄道はLRV4編成の購入に10億5千万円をあてます。
繰り返しになりますが、新幹線の開業と在来線の高架化は同時に完成するわけではないので、2期に分けて工事を行うわけです。
完全に南北接続が完了した後の、ポートラム(富山ライトレール)と富山地方鉄道の市内電車がどのように乗り入れるか、乗継料金はどうなるのか、カードはどうなるのかは関心が高いところですが、まだ最終的には決まっていません。
取り急ぎご報告いたします。
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