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それでも国民の命を守るのが国家である

  • 鋪田博紀

街頭遊説(1月26日)
街頭遊説(1月26日)

イスラーム国と名乗るいう疑似国家テロリスト集団に邦人が誘拐された事件が発覚してから一週間。たまたまこの時期に出席した新年会などで、勝手に危険地帯へ入った奴らを救う必要はないと思うが、議員としてどう思うか問われたので、「それでも自国民の命を守るのが国家である」とお答えしました。

国家の三要素は「主権・領土・国民」です。国民を守ることを国家がやめればそれは国家ではありません。そして親が無条件で子供を保護するように、一切の条件は付してはいけないと考えます。このことは今朝の街頭遊説でも申し上げました。

今回誘拐された邦人の自己責任などについての議論もありますが、国家の責務と個人の責任は全く階層が異なる話です。

また、危険地帯に入り込んだことは誘発の原因にはなりましたが、誘拐の罪は100%犯人側にあるのであって、交通事故の過失責任割合のような話ではありません。

このお話をすると、それは建前だというご意見もいただきましたが、仮にこれらの国家の三要素に関することが虚構だとしても、その虚構が崩れ去れば国家は必要なくなります。飛躍しすぎだといわれるかもしれませんが、その行き着く先が無政府状態のかの中東の紛争地域であります。

いろいろご意見はありましょうが、私の結論は「それでも国民の命を守るのが国家である」です。

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