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クロケット&ジョーンズの別注オードリー ネイビーカーフ

ネイビーのオードリー
ネイビーのオードリー

クロケット&ジョーンズ(Crockett&Jones)の定番オードリー(Audley)に、CRISPIN松井靴店別注のネイビーカーフが登場しました。

Last(木型)は337でこれまでのオードリー同様ですが、非常に落ち着いた色味のネイビーカーフが使われており、照明の具合によってはブラックにもダークグレーにも見える面白い色です。

ソールの仕上げ半カラス
ソールの仕上げ半カラス

ソールは、茶系の2色(ダークブラウン、チェスナット)とは仕上げが異なりブラックカーフと同様に半カラス仕上げ。

ハンドグレードラインですので、出し縫い糸を隠したヒドゥンチャネル仕上げ。オークバークソールと呼ばれる樫の木のチップでタンニン鞣ししたカーフなので、初めは固めで滑りやすいのですが、直ぐに馴染みます。

経験上、一度雨に当たってからしっかり手入れすると、驚くほど返りが良くなる気がしますが、そこは自己責任でお願いいたします。

コバの色は、以前に紹介したアンソニークレバリーのチャーチル(ミッドナイトブルー)やカルミナのサイドゴアスリッポン(ネイビー)同様に、黒で仕上げられています。

断面もネイビー
断面もネイビー

ハンドグレードの証し、フルソックシート(全敷き)。

店内で、修理中のフルソックシートをめくったハンドグレードの靴を見ましたが、踵で踏みつける部分には衝撃による脚の負担軽減のためか、スポンジのようなものが貼られておりました。

アッパーの断面からも、鮮やかなネイビーがチラリと見えてとても綺麗ですが、完全な自己満足の世界であります。

ブラックカーフと並べてみましたが、照明の具合やiPadのカメラによる撮影という事もあり、違いが分かりにくいかもしれませんね。

自然光の下で見ると、もう少しわかりやすいかもしれません。

あくまで控えめなネイビーです。

ブラックカーフとの比較
ブラックカーフとの比較
4色揃ったオードリー
4色揃ったオードリー

これで、こちらのお店で販売されているオードリーは、ブラック、ダークブラウン、チェスナットそしてネイビーの四色展開。

とあるファッション雑誌に、エドワードグリーンではチェルシーを全色そろえるお客様も多いというような記事がありましたが、実物を見てみるとマニア心がくすぐられますね。

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