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討論通告と委員会資料の配布についての改善 - 議会改革

本会議場
本会議場

11月1日に開かれた議会運営委員会において、議会改革検討調査会で検討された内容が示され、そのうち、討論通告と委員会資料の配布についての変更がが決定され、12月議会から適用となりました。

以前から申し上げている通り、現行制度のもとでどれだけ改善が図れるか?そこをやらずに議会基本条例はないだろう。というのが議会改革に対する基本姿勢です。昨年9月に議会運営委員会委員長に就任してからも、陳情の扱いの明文化などに取り組んでまいりました。

今回も、本会議最終日に行われる採決のための討論の通告が前日の午後5時となっていて、これが委員会審査が終わる最終日と重なることから、討論をするかどうか?するとしたらどのような観点で行うか?について十分な検討時間も取れず、いつも提出がギリギリとなり、議会事務局も翌日の採決に向けた準備などから、いつもかなり遅い時間まで残業を強いていることが問題だと考え、改善をお願いしていたところでした。

本来は、委員会審査と採決のための本会議最終日までの間に、議案調査日を設けることを提案しておりましたが、まずは12月定例会から討論の通告期限を一日前倒しし、その通告に対して対の立場の討論をすり場合は前日の正午までとすることになりました。

3月議会も、市長公務の都合などからおおよその日程が確定しているので、先ほど述べた議案調査日を新たに設けるのは早くても6月議会になるかもしれませんが、審議にしっかり時間をかけられるように是非とも実現させたいと考えています。

また、委員会資料の追加配布(当初の資料は議案説明会で配布される)についても、委員会開催日の前日午前9時を、3日前の午前9時と改善されることになりました。

市民生活には直接関係がないようですが、これも、審議時間をしっかり確保する大切な議会改革のひとつです。

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