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小中学校のエアコン整備契約などを可決し12月定例会が閉会

写真は光陽小学校
写真は光陽小学校

平成30年富山市議会12月定例会が閉会しました。

注目すべき予算案件としては、

  1. 富山逓信病院取得費として債務負担行為6千5百万円
  2. こども医療費助成事業の不足額3億8百万余円
  3. 特定空家等の除却費用として初めて百万円

が挙げられます。

逓信病院については、急性期病院から回復期病院へ移行することや、給与水準の違いによる人件費の圧縮などで2023年度の黒字化を見込んでいます。

また、こども医療費助成事業については、議会の要望を受けて平成29年10月から、「償還払い」から「現物給付」と所得制限撤廃などの制度改正がなされましたが、未就学児はほぼ予算額ないに収まる見込みですが、小学生で2億2千2百万余円、中学生で9千百万余円が不足する見込みとなり、総額で3億8百万余円を補正するものです。

特定空家等の除却費用につては、議員立法による、所謂「空家対策条例」の制定後、初めてとなる「特定空家等」の指定により、空家を除却することになりました。

また、契約案件では、小中学校のエアコン整備にかかる委託契約が21億6千9百余円で可決されました。これでいよいよ、市立小中学校の空調整備が始まります。

工事対象が約1200教室あることや、普段は教室を使いながら休業中にしか工事ができないため、全ての整備完了が2020年2学期となりますが、なんとか予定工期中に完了を願うものです。

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