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市議会議長会の正副議長研修会で内川地区のまちづくりについて

開会のあいさつをする鋪田
開会のあいさつをする鋪田

富山県市議会議長会の正副議長研修会を、射水市クロスベイ新湊で開催いたしました。開催市の山崎晋次射水市議会議長さんをはじめ議会事務局並びに研修会で説明くださった射水市役所の皆様に感謝申し上げます。

研修の目的としては、県内各市で行われている地域の政策課題を解決する取り組みを学ぶことで、各市においても課題は違ってもその手法などに学ぶ点が多いのではないかということです。今回学んだ、地域を限定したまちづくりや公共交通施策も、まるっきり同じものではなくても、そのアプローチなどに学ぶことが多いのではないか?と、考えるからです。

上から時計回りに、べいぐるん、べいとらいく、べいかーと
上から時計回りに、べいぐるん、べいとらいく、べいかーと

今回は、射水市の内川地区という映画のロケ地(富山出身の坂本欣弘監督作品『真白の恋』はぜひご覧になってください)でも有名な地域を対象とした、地域創生事業「高齢者と観光客が融合するまち射水創造事業」と「官民連携まちなか再生推進事業「かわべの開放WEEK」についてお話を伺いました。

写真は、地域公共交通である「べいぐるん」、レンタカー事業の一種である観光モビリティの「べいかーと」と「べいとらいく」です。

印象としては、内川に魅力を感じて集まって事業を始めた感度の固い人達と、やはり、そうした人たちを集めることが出来る内川地区にしかない魅力が融合した事業であることを感じました。また、そのポテンシャルに対してまだまだ開発されていない部分を発掘しようとする事業であるとも感じました。

シェアキッチンと飲食店
シェアキッチンと飲食店

また、会場となったクロスベイ新湊は、閉庁した旧新湊庁舎の跡地を官民連携で再整備した施設で、子どもたちが自由に遊べる空間や、学生から大人まで利用できる学習スペース、シェアキッチン、飲食店など、誰にでも開かれた施設で、地域デマンド交通などの結節点でもあることから、今後がさらに楽しみです。

一方で、隣接し連絡通路で結ばれるホテルが開業後は、こうした使い方に課題も出るということで、関係者には「ぜひ、子どもや若者が利用し続けられる、若者たちにも愛される施設でいてください」とお願いをいたしました。

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