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今年も獅子舞が始まる

  • 鋪田博紀

1月12日に布瀬町獅子舞保存会の役員会と新年会を開きました。

平成7年に、地域の若手が集まって復活させてからかれこれ12年。当初の2年間、子どもの踊りはなく獅子舞のみの限定的なものでしたが、3年目からは、若手のがんばりを長老のみなさんに認めていただき本来の獅子舞として完全復活させることができました。

伝統芸能のすすむ道としては、選ばれし者による鍛え抜かれた芸の伝承か?それとも地域のつながりを取り戻すツールとしての祭りか?

とことん芸を追及してみたいというのが正直なところですが、それにこだわりすぎると大好きな獅子舞がなくなってしまう可能性もあり、私は後者を選択しました。

それでも、自分の息子達に踊りを教えていた頃(平成9年から数年間)は、わが子を将来の伝承者とするために厳しい稽古もしました。

しかし、他のお子さん達も一緒に教えていくなかで、そこにかかわる保護者、若い衆の獅子舞に対する温度差というものをどうしても感じざるをえず、むしろ獅子舞を通じて幅広い世代が交流する貴重な場・機会として獅子舞を見直すことにしました。

また、自分自身も、復活させた頃が一番体力のある年代ではなく、追及したい芸と体力のギャップがあったことも否めません。

さて、2月12日に開催する総会で承認をいただき、3月から練習をはじめます。興味のある方はご連絡お待ちしております。子どもさんは私が責任を持って指導させていただきます。踊りや獅子舞以外にも、笛や太鼓、衣装の世話など色々な役割がありますので、一緒に参加しませんか?

今年の課題としては、獅子舞保存会だけの獅子舞ではなく、ひろく地域の人々に愛される獅子舞となるために、広報活動にも力を入れたいと思います。「はだか祭り」じゃあないのですが、ポスター戦略なども練り直しです。

4月29日は布瀬町獅子舞の日です!

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