スポーツシンポジウムになったかな?橋本聖子ライブトークショー
4月4日(日)は各町内会の総会の合間を縫って、橋本聖子ライブトークショーに参加(というより企画側)しました。
会場の富山国際会議場はほぼ満席。
橋本聖子さんのトークショーののち、野上浩太郎君を交えてのトークセッションを行うという設えでしたが、段々とディープな内容にり、政治家のトークショーというよりスポーツシンポジウムのような雰囲気になってしまい、スポーツ関係者以外の方には少々辛い内容だったようで、申し訳ありませんでした。
橋本氏は、オリンピックは教育の場であることとオリンピック憲章へのこだわりを熱く語りました。
「人間は生まれて死ぬまで戦い続ける、勝ち取るという性質から逃れられない。戦争ではない戦いの場としてのオリンピック。」「参加するものは、夢と希望と感動を与えるだけではなく、観る者にとって、与えたものが変わる力にならなければいけない。」
オリンピックは国家事業であり、バンクーバー五輪へ参加のため1カ月国会を休むことが与野党反対なくできたことや、国母選手の件では、スキー連盟会長から役員の辞任と国母選手の出場辞退が出されたが、国母選手は11歳からプロとしての生活をしており、あのファッションもスノボハーフパイプのプロ選手特有の文化であることを理解してほしい。そして一度もスタートラインに立たせることなく彼が成長するチャンスを奪わないでほしいと、JOC会長に一任を取り付け出場させたと述べました。
各連盟の古い体質を変えること、大きな器を与えて育てることが必要との話や、海外と日本のスポーツ政策について、スポーツ文化力と質が大きく異なるとしたうえで、日常生活レベルから(4年に1度のブームではない)スポーツが浸透していることと、国家政策として、韓国110億、日本27億、ドイツ270億、アメリカは直接国家が支援するのではなく支援企業に対する税制優遇で関節的に大きな支援をしていて、日本でも、税を投入してもいいと思っていただける連盟にならなければいけないと述べました。
野上君を交えたトークショウでは、国体は欧米にはないシステムで、こういう部分の活用やジュニア選手の発掘については種目を限定しないで様々なスポーツをさせた上で適正を見つけること、コーチの国家資格化、税制優遇によるスポーツ支援と経済への波及効果などが話し合われました。
やっぱり、スポーツシンポジュウムだったかな?
コメント