ブログ

インフォームドコンセント。そして麺組合の総会

今日は、朝から身内が脳疾患で入院することになって病院に行っていました。家族として検査や手術の内容を聞いて承諾書を書いたりしたのですが、インフォームドコンセントが徹底していて、手術のリスクやセカンドオピニオンのお話もしっかりしていただきました。

また、担当医からは「脳血管の手術というのは血管を広げることが目的ではなく、患者さんが健康でいるための手段なのです。悪い部品を取り換えればいいというわけにはいきません。私は脳血管の専門家ですが、血管は脳だけにあるのではないので、体全体を見て手術のリスクなど考慮して治療法を決めるのです」という説明というか医療に対するスタンスも伺いました。

治療内容そのものだけでなく、こうした先生の医療にかける気持ちを聞けたのはとてもよかったと思います。病気に対する理解が得られたうえに医師・病院に対する信頼感が湧いてきました。

ここ数年、医療事故に対する司直の過度な介入が続きました。このようなことがインフォームドコンセントの更なる徹底につながったのだと思いますが、それはそれでやりきれないことだと思います。

情報の非対称性を考えれば止むを得ないのでしょうが、治療を受ける側のリスクのとり方をもっと重視しないと、医療がサービスを提供する側と提供される側に分断されてしまい、結果として良い医療を受けるチャンスを逃すことになりはしないか心配です。医療が消費されるだけのものになるとでも言えばよいか...

さて話は変わり、夕方からは麺組合の総会へ。

以前、自分の会社が飲食店をやっていた(といっても実際は母親が経営)していた関係で、私は麺組合(正確には富山県麺類飲食業生活同業組合)に加入していて、組合員として出席しました。

といっても現在は飲食店をやっているわけではないので、組合のホームページ運営や、イベント・ボランテア活動のお手伝いと、理事として少々組合の仕事をしているだけなのですが...

懇親会には、顧問をしてくれている野上浩太郎君も駆けつけてくれて、「ガンバローコール」をするなどさながら組合の決起集会のようでしたが、どの選挙でも、役員自ら組合員への挨拶回りに同行して下さって、いっも頭が下がる思いです。

ダウンロード

先頭へ