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私にとっての韓国その2 日本人こそ独立記念館を見るべき

  • 鋪田博紀

説明を受ける鋪田
説明を受ける鋪田

前回の記事「私にとっての韓国その1」の続きです。

前回は、戦争記念館や板門店を紹介しましたが、韓国に行く機会があったら是非ご覧いただきたいのが、「大韓民国独立記念館(トンニプ ニョムグァン」です。

何からの独立を記念したものか?そう、日本の植民地支配からの独立であります。

写真は、平成17年に自民党青年局の訪韓団に参加した時のもので、あまりの展示ぶりに思わず説明委員を睨みつけてしまいました(右から3人目が筆者です)。

内部の展示
内部の展示

事前に日程に組み込んでおかないと、ソウル市からも遠い天安市(チョナン)にあるのでなかなか気軽に訪れるわけにはいきませんが、七つある展示館のほとんどが、これでもかという反日のオンパレードです。お子さんには見せないほうがよいような残酷な展示もあります(右から4人目が筆者です)。

さらに言えば、少なくとも日清・日露戦争あたりからの日韓両国を含むアジアの歴史をしっかり学習してから見ないと、誤った歴史を叩き込まれて、自虐的になる羽目になるので、その点は注意が必要です。個人的には、呉善花(オ・ソンファ)さんの「韓国併合への道(文春新書)」あたりがお薦めかと。

韓国が分断国家で今なお戦争状態にあり、現在は休戦中であることは、日本人観光客もよく訪れる板門店や非武装地帯(DMZ)などを観光すればよくわかりますが、そこには反日的なにおいを感じることはできません。

ソウル市内観光だけでは皆無です。せいぜい、景福宮や戦争記念館のパンフレットに、「日本帝国時代云々」と小さく書かれてある程度ですが、独立記念館は違います。

韓国は国を挙げてこのような取り組みをしている。日本の植民地支配からの独立が、建国のアイデンティティーですから、なまじっかな歴史教育ではありません。覚悟を決めてやっているわけです。

韓流?嫌韓?反日?親日?そんなことより、時間があれば、是非、彼の地で、ご自分の目と耳で、韓国という国を知っていただきたいと思います。

独立記念館外観
独立記念館外観

同胞(キョレ)の塔
同胞(キョレ)の塔

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