CRISPINオリジナルデザイン第2弾のサイドエラステック
CRISPIN(松井靴店)で、「パンチドキャップトウのサイドエラステックは良くあるけど、プレーントウにメダリオンが入っただけのシンプルなものは、ビスポーク(誂え靴)じゃないとなかなか無いですね」などと店主と話していたら・・・
「そのデザインなら確かにカッコいいね、オリジナルで作るか」と顧客の提案で出来上がって来たのがこの靴。
横から見ると、トウの部分が低くてとてもシャープなデザインですが、紐靴と違って横のエラステック(ゴムの部分)で抑えるので、このようなデザインの靴は、ややタイトなほうを選んだほうがよいかも。
また、表革(アッパー)が柔らかいので足馴染みはよさそうです。
タンナーはアノネイかな?
透明感のある艶です。
英国靴とイタリア靴のいいとこどりのようなセミスクエアでセミロングのプロポーションです。
中敷きにはお店のロゴが刻印されていますが、製造は某国内メーカー。
表底(ソール)は、ヒドゥンチャネルと呼ばれる縫い糸を隠す仕様に加えカラス仕上げに。
ベベルドウェストという土踏まずがきゅっと絞られていて非常に攻めたデザインです。
さらに、フィドルバックという中央部が盛り上がった、誂え靴(ビスポーク)でよく見られる作り。
メダリオンは、ラムズホーンと呼ばれる英国靴の伝統的なもので、このメーカーが得意とする仕上げ。
この内容で約4万円というコストパフォーマンスに驚きです。
7と7ハーフのみ製作とのこと。まだ在庫あるかな?
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