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贈る言葉 - 成人式の意味

  • 鋪田博紀
獅子舞の教え子家族と
獅子舞の教え子家族と

1月3日に光陽校区で成人式を行ったことはすでに書いた通りですが、ドッジボールの教え子や獅子舞の教え子達、そして児童クラブなどの地域活動で一緒に過ごした子供達の成人した姿を見るのは、毎年楽しみです。

来賓としても挨拶させていただいていますが、毎年同じ内容で、主催者である自治振興会の役員の一人として子供達と関わってきた地域住民の代表として祝辞を述べさせていただいたいます。

主催者は自治振興会。でも成人者はそんな会に入会した覚えもないはずで、そこが入学する学校の皆さんがお祝いしてくれる入学式や、在籍した学校の皆さんがお祝いしてくれる卒業式との大きな違いです。でも主催者席に座っている皆さんの顔は地域活動で見たことがある人たちばかりです。これまで皆さんを見守ってくださった方々ばかりです。

ですから、入会した覚えのない会の人たちが主催してくださるのは、実は、これまで見守られる側から見守る側になってくれた事をお祝いする式なのです。

実際に見守る活動をするのは皆さんが子供に恵まれPTAなどで活動するようになるもっと先のとかもしれませんし、生まれ育ったこの地域ではなくほかの地域で生活拠点を持つことになるかもしれませんが、いずれにせよ、見守る側の仲間になられた事をお祝いする式が、成人式だと思います。

そんなことを毎年お話しさせていただいています。

恩師を囲む会
恩師を囲む会

ある成人者が、児童クラブで児童クラブの大会に出たことを覚えていますと、話してくださいました。私達の地域での取り組みが、子供達の中に何かを残せているとしたら、こんなに嬉しいことはありません。

成人式と恩師を囲む会が終わった後で、自治振興会の新年会が奥野詠子県議ほかの来賓をお招きして行われたのですが、乾杯の挨拶の中で、そうしたエピソードも紹介させていただき、皆さんの地域活動がしっかりと子供達の成長に生かされているので、これからも地域活動への取り組みをお願いします。

というよう話をさせていただきました。

成人式では毎年卒業アルバムをもとにしたスライドを上映していて、その制作担当を仰せつかっているのですが、アルバムを眺めながら、今年はどんな成人式になるのか楽しみにしています。でも卒業アルバムは皆さんお持ちだと思うので、来年以降は卒業アルバムではなくて、学校に残っている倉出し画像や動画を素材に制作しようかと思っています。

ドッジボールの教え子達と
ドッジボールの教え子達と
挨拶する奥野詠子県議
挨拶する奥野詠子県議

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