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富山市議会厚生委員会市内視察

最新鋭のリハビリ機器(アルペンリハビリテーション病院)
最新鋭のリハビリ機器(アルペンリハビリテーション病院)

だいぶ以前になりますが、昨年11月8日(金)に富山市議会厚生委員会で富山市内の福祉施設の視察を行い、その報告書が富山市議会ホームページに掲載されましたので、私の分をこちらに転載しておきます。

視察先1.むろやカフェ

MUROYA
MUROYA

むろやカフェでは、作業スキルもさることながら、コミュニケーション能力を高める事に重きを置いている。働く事が訓練となり、居場所となり、生きる力になる場所を目指している。

まかないボランティア制度については、様々な濃淡で運営に関わることが出来るため、多様な人材が施設に関わりやすい環境となっている。運営法人が掲げる、福祉の関係人口を増やすことにつながり、他の福祉法人でも、地域ぐるみで共生社会を作るために、積極的に取り組む必要があると感じた。

視察先2.アルペンリハビリテーション病院

アルペンリハビリテーション病院
アルペンリハビリテーション病院

患者自身が、専門家だけに任せず、自らがリハビリに関わっている。また、通常別々の専用室に分かれている理学療法、作業療法、言語聴覚療法のスペースが、オープンになっており、一連のリハビリ全てが日常生活の延長として自然に行えるような工夫が伺われた。
併設する通所リハビリ施設では、施設内のみで使える通貨の利用や、通所者が自分の役割として自主的に清掃活動を行えるなど、通所者自身に役割(生きがい)をもってもらえる工夫があり、他の福祉施策でも生かせる重要な理念だと感じた。

視察先3.あしたねの森

あしたねの森
あしたねの森

横峯メソッドを取り入れた保育施設(認定こども園)、学童保育、放課後デイサービス、デイサービス施設が一体となっており、介護、障害者、教育・子育て、高齢者福祉などについて、それぞれの得意領域を活かして運営されており、今回視察したすべての施設と運営法人の基本理念に一貫した福祉に対する理念だと感じた。同時に、これが制度として取り組めるかどうかについても検討が必要である。

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