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ドッジボールチームの卒団式

  • 鋪田博紀
卒団式の練習試合で最後のミーテイング
卒団式の練習試合で最後のミーテイング

4月3日に監督をしているドッジボールチームの卒団式を行いました。昨年は卒業生がいなかったので2年ぶりです。今回は一挙に10名のメンバーを送り出しました。

この学年が4年生の3学期中に全ての学校が休業になり、その発表が行われた2月26日(金)が最後の練習日でした。体育館でメンバーに対して北信越大会の中止とチームの活動を休止することを伝えたときは本当に辛かったです。

いつ活動を再開してもいいように、富山県ドッジボール協会の皆さんと新型コロナウイルス感染症対策のガイドラインを策定する作業をしたりして、いよいよ活動再開したのが6月30日。

夏の全国大会が中止になり予選を兼ねた県大会も中止となったため、9月13日にU-10ジュニア大会と富山県大会をあわせて開催し、これが2020年シーズン最初の大会となりました。

6年生のいないシーズンで、この大会は1勝もあげられませんでしたが、確かな手ごたえを感じていたのではないでしょうか。次のきときと杯では県外チームを相手に初勝利。年末のオープン大会では初の決勝トーナメント進出。年明けの全国予選県大会では1勝にとどまりましたが、内容の濃い試合が多くできました。

卒業式を終えたメンバー
卒業式を終えたメンバー

2021年シーズンでは、5月のスポレクでチーム創設以来初めての単独チームとしての優勝をはたし、夏の全国予選県大会では過去最高の3位、春の全国初戦でも過去最高の準優勝となりました。この大会では学校の体育館が使えないままのぶっつけ本番のうえ外野エースがほか数名が欠場というなか、みんなでカーバーしながら試合を進めていたのが印象的でした。

低学年のころから学習活動でも自立した活動ができる学年で、学校の行事や児童クラブに協力したドッジボール教室や大会でも大人の指示を待つのではなく、自分たちから能動的にうごけるメンバーたちでした。また、練習メニューやポジション、先発メンバーも自分たちで話し合って決めてもらっていましたが、仲間や後輩の特性を理解しながらうまく適材適所に配置されていたと思います。

こうしたことまでこどもたちに任せることには意見もあるかと思いますが、小学生のスポーツはやはり小学生のもの。こうした活動の場を提供することが僕たち地域の大人の役目だと思いここまで活動してきました。

スポーツ教室を運営するメンバー(ライムグリーンのTシャツ)
スポーツ教室を運営するメンバー(ライムグリーンのTシャツ)

年齢やカテゴリーによって色々なスポーツの形があっていいのだと思います。

卒業してもドッジボールチームを続けいたいというメンバーが多いので、中学生以上の活動についても、チーム保護者や地域の仲間、OBたちの力を借りながらさらに活動の場所を広げていきたいと思います。

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