神に遣わされし者「アイルトン・セナ」
映画『アイルトン・セナ ~音速の彼方へ』を観てきました。
今年が生誕50周年(亡くなってから16年)で、記念映画とのことです。アイルトン・セナは、世界中のF1ファンを虜にし、日本では「音速の貴公子」と呼ばれ、僕ら世代の車好きにとっては神様そのものです。
今までに撮影されたレースシーン、インタビュー、ホームビデオを編集したドキュメンタリーなのですが、彼の生き方そのものがドラマそのものなので、映画として成立してしまうのでしょう。
また僕らの世代が中学生から高校にかけては、同じようにF1界のヒーローで、1978年のイタリアGP(モンツァ)で命を落としたロニー・ピーターソンや、1982年のベルギーGP(ゾルダー)で命を落としたジル・ヴィルヌーヴなどに面影を重ねてしまいます。
ただ中高生の頃は、地方では映像のなかった時代で、自動車雑誌、レース雑誌、プラモデルなどを通じてレースやドライバーの様子を窺うしかなかったのですが、大人になってからようやくテレビ中継によりレースやドライバーを見ることができるようになって最初のヒーローであり、また最後のヒーローであったかもしれません。
2枚の写真はマカオGP博物館に行った時撮影したものです。
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