GEORGE CLEVERLEY(ジョージクレバリー)のセミブローグEDWARD
GEORGE CLEVERLEY(ジョージクレバリー)のセミブローグ『EDWARD』です。
特徴的なのは、ヴァンプ(爪先革)のラインが踵まで続く、ビスポークなどにみられる意匠です。
ジョンロブ出身のビスポーク職人である大川バセット由紀子さんのブログによれば、ゴロッシュと呼ぶそうです。
アメリカの靴にも、ウイングチップの両端が後ろまで流れているデザインがありますが、ゴロッシュと呼ばれるデザインは英国的です。
福田洋平さんのビスポークでは、トレードマークの一つになっています。
ジョージクレバリーはモデルによってずいぶんサイズが異なるようで、同じUK7Eのパンチドキャップトゥの『CHARLES』と並べてみると、こんなに差があります。
同じサイズの靴とは思えませんね(笑)
『EDWARD』の方が細く短くなっていて、UK6.5Eに近い感じです。
手持ちのサイドモンクストラップも、『EDWARD』と同じサイズ感でした。
ラストにも何系統かあるのでしょうか?昔は、クロケット&ジョーンズのラスト337を使ったモデルもありましたね。
トウは、ジョージクレバリーの特徴の一つである、やり過ぎない自然な感じのチゼルトウ。
メダリオンは私が一番好きなラムズホーン(羊の角のような模様)です。
ひとくちにラムズホーンと言っても、様々なバリエーションがありますが、ジョージクレバリーのそれはとても素敵です。
ちなみにネット検索すると、巻貝の一種で飼育用の巻貝の事も「ラムズホーン」と呼ぶようですね(笑)おそらく由来は一緒だと思いますが...
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