議員・議会活動の基本を学ぶ - 京都議員研修より(2)

二日目は、「議員・議会活動の基本を学ぶ」でした。
こちらも廣瀬和彦講師によるものですが、ボリュームが多かったので、富山市議会で課題となっていることなどについてリストアップしてみました。
- 条例提案権については、法222条に首長は必要な予算上の措置を講ずる見込みが得られるまでは提出してはならない旨規定されているが、議員には制約はない。
- 個人情報が含まれる議案については、2次被害を防止する観点から秘密会とすべき
- 法96条2項に定める事件の追加については、各種計画などを含めることで、議会の関与を強化する。
- 議長選挙を立候補制とし、本会議で所信表明するのは法を逸脱することに留意。
- 検閲検査権、監査請求権、100条調査権の活用を研究する必要がある。
- 手続きに関しては条例ではなく、会議規則で定めるべき
このほか、議案の分割の是非や、委員会審査の在り方などについても講義があり、近いうちに、議会関係者以外でもわかるようにまとめてみたいと思います。
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